千葉県在住の50代男性ライター兼ジオラマ作家です。30代後半から40歳頃にかけて社会人サークルで活動していました。現在は既婚ですが、妻とは社会人サークルで知り合いました。また、当時の仲間とは現在も交流があります。
参加していたのは社会人サークル「エンジョイファミリー」です。会員制度ではないため正確な会員数という概念はありませんが、常時50～100名が常連として活動していました。年齢層は30代が中心でした。
エンジョイファミリーのイベント内容について
エンジョイファミリーを見て参加を決めたのはホームページを見て安心そうな印象を受けたためです。
他のサークルは、出会い系のイベント会社が運営していたり、出会い系の性格を前面に出していたのに対して、「エンジョイファミリー」は、イベントを楽しむこと自体を目的としており、肩に力が入らない印象を受けました。
エンジョイファミリーの料金と参加にについて
入会という概念はなく、イベントごとの申し込みとなります。飲み会の参加費は男性5,000円で女性3,000円、一泊のアウトドア活動では男女問わず20,000円程度の参加費となります。
これには飲食代も含まれますが宿泊を伴う場合の外食費（高速SAでの飲食など）は別途自腹でした。また、スノーボードやウェアのレンタル代なども含まれず、事実上の出費は、宿泊を伴うもので1回あたり4万円程度でした。
参加者の男女比はおおむね半々です。「飲み会」「BBQ」「スノーボード」「パラグライダー」などのイベントがあり、イベントごとの参加募集となります。各イベントの参加者数は20～100人と幅があり、常連が3分の2、初参加が3分の1といった割合です。
常連だけの村社会のようなものはありませんでしたが、初参加のみで以後見かけなくなる参加者も多く、「2～3回参加すれば顔を覚えてもらえるのに」と残念に感じていました。
常連になると「ダンシー」「カー子」「せんべいさん」など、主催者からオリジナルのニックネームで呼ばれるようになるという特徴がありました。
エンジョイファミリーは一人参加でも大丈夫？
初めての参加では、新宿での100人規模の飲み会でしたが、常連の輪に入る勇気も出ず、かといって初参加者との会話も盛り上がらず苦労した覚えがあります。
次に、千葉県船橋市での飲み会に参加しましたが、こちらは20人規模と和やかな雰囲気で、主催者とも親しくなれたことから本格的に参加するようになりました。
主催者いわく、宿泊を伴うイベントに参加することで、常連の方との交流も増え、出会いの機会も増えるとのことでした。
そこで実際にスノーボードイベントに参加してみたところ、すんなりと仲間の輪に入ることができました。「男女の出会い」を意識させない雰囲気だったため、宿泊で長い時間をともにすることでかえって出会いも親密なものとなり、実際に結婚に至るカップルも多かったです。
エンジョイファミリーで出会った相手と結婚した
現在の妻と出会いました。埼玉県で開催されたBBQイベントにおいて、常連として、初参加の妻の面倒をみたことがきっかけで妻も常連となりました。
他にも「いいな」と思う人も多くいましたが、その多くが初参加限りでその後見かけなくなることがほとんどでした。
出会い系にせよ、一発勝負で親しくなれるような出会いを求めるのはハードルが高いと思います。
「楽しむこと」自体が目的のサークルだったため、同性とも出会い系のようなライバル意識を持つこともなく親しくなることができました。
利害関係もないため、学生時代のような友人ができる今では珍しい出会いの機会だったと思います。
中には出会い自体が目的で参加する人もいましたが、そのような人に限って2度目の参加がないので、むしろ出会いの機会を逃しているように感じました。
エンジョイファミリー参加で困ったことといい思い出
スノーボードイベントに初参加したとき、ウェアやボードのレンタル代が別途必要だとは知らず、手持ちの現金も少なく、かつゲレンデ・ロッジにもATMがなかったため苦労しました。
ところが、そのような事情を知って現金を貸してくれる女性がおり、信頼関係が出来ている雰囲気なのだと実感しました。その後はもちろんATMを見つけ次第お返ししました。
宿泊の雰囲気もなごやかで女性も飾り立ててばかりいられない!?ので、お互いが自然な素の形で親しくなることができる雰囲気でした。
また、主催者のリーダーシップも強く、よく見られるような勧誘や、雰囲気を乱す行為をけん制していたため、安心して参加できる場所でした。
繰り返しになりますが、最も大きなエピソードは現在の妻と出会い、結婚に至ったことです。
まとめ：社会人サークルは２回以上参加した方がいい
社会人サークルへの参加は、一度だけではなく複数回行うことをお勧めします。初めての参加では、環境に慣れることに集中してしまいがちで、他のメンバーと深い関係を築くことは難しいかもしれません。
しかし、2回目以降の参加によって、顔なじみが増え、よりリラックスして交流を深めることができます。繰り返し参加することで、友人関係が広がり、サークル活動をより一層楽しむことができるようになります。
共通の趣味や関心を持つ人々との交流は、日々の仕事のストレスを軽減するのにも役立ちます。ですから、興味を持ったサークルには、最低でも2回は参加してみることを推奨します。
コメント